ケアセンターみかづきで毎月1回実施の定例勉強会のご紹介です。

四国医療サービス土居様、ピジョンタヒラ株式会社の小畠様に来設していただき、

福祉用具の勉強会を実施しました。

今回は、「姿勢保持にこだわった車椅子」を体験しました。

1台目の「座位保持自走型・ラクリオ」です。

座り続けていると姿勢が崩れてくる時にシート全体で身体を安定させたまま

自走もできるため、ハンドルもしっかりと握りやすいです。

座面には姿勢崩れを防ぐホールド機能がついており、骨盤が安定しました。

2台目は赤いシートが印象的な「座位保持ティルトリクライニングラクレスト」です。

 

こちらの車いすも座位保持に特化しており、体格や円背など身体状況に合わせることができます。

座面下が伸縮し、大柄な人から小柄な人まで使用できます。

肩の後ろにラチェット式サイドサポートがあり、内側に角度を変えると体の傾きを改善することができるため、クッション等を使用した際の圧迫感をなくすことができます。

実際に体験すると左右の体の傾きが改善され姿勢が保持できました。

3台目は「フルリクライニングキャリー」

寝たきりの利用者が長時間利用しても体に負担がないようにズレ防止機能があります。

実際にリクライニングにして体験すると寝心地が良かったです。

ご利用者の状態に合わせて調整、座り直しによる介助の負担軽減もできて

長く使える車椅子だと感じました。